論文の概要、リスニングに関連する知見、impact factorなど
 
論文情報  Cutler, A., Otake, T. and McQueen, J. (2009) "Vowel devoicing and the perception of spoken Japanese words," Journal of Acoustical Society of America 125 (3), 1693-1703.
学術誌情報 Journal of Acoustical Society of Americaは、米国の音響学会が発行する音響に関する広範囲の学際系の国際学術誌で、国際的なレベルでの学術誌の実力度を示すimpactfactor(2006年度)は、1.43です。
今回の論文は、3本目のJASAの論文です。最初の論文は1996年で日本語の撥音の認識に関するもの。2本目は1999年で日本語の東京方言の語頭のピッチアクセント型と語彙認識の関連性を論じたものです。
論文の概要 日本語の東京方言には高母音([i]と[u])が無声化される現象が存在します。日本語の無声化に関する研究が多数行われてきましたが、これまでの研究では発話された音声を分析することが中心でした。今回の研究では語彙認識における無声化の問題を実証的に検証を行ったものです。
リスニングへの知見  


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