論文の概要、リスニングに関連する知見、impact factorなど
 
論文情報  大竹孝司 (2009)「「空耳アワー」のメカニズムと語彙認識」 『音韻研究』 12, 27-34.
学術誌情報 *『音韻研究』は日本音韻論学会が発行する学会誌です。
論文の概要 長年タモリがテレビ番組の中で取り上げてきた「空耳アワー」の言語遊戯を語彙認識の観点から分析を行ったものです。近年の語彙認識の研究では、2言語話者のL1とL2の心的辞書は音声入力に対して同時に活性化する可能性があることが指摘されています。この考え方を発展させると「空耳アワー」の言語現象が説明できることをデータベースの分析によって論じたものです。
リスニングへの知見   英語のリスニングが十分機能しない理由のひとつは英語の音声によって日本語の心的辞書が活性化するためと考えることができるかもしれません。リスニング能力を向上させるためには無用の活性化を抑制することが不可欠であることを示唆しているのかもしれません。


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