論文情報 |
Otake, T. and Cutler, A. (2006) "Evidence against "unit of perception," In A.M. Columbus (Ed.) Leading Edge Research in Cognitive Psychology, 79-104, Nova Science Publisher: New York. |
学術誌情報 |
* Leading Edge Research in Cognitive Psychologyは米国のNova Sicience社が発行する心理学研究の書籍です。この論文は同じ出版社から2003年に出版された書籍から出版社の依頼により転載したものです。 |
論文の概要 |
語彙候補が活性化する時の音韻単位は日本語でも音素であることを検証した2002年の二つの論文をまとめたものです。現代の日本人による実験と江戸時代に流行した地口という言葉遊び、日本人の身近な言葉遊びである駄洒落などではモーラのみならず音素にも着目している可能性が高いことを明らかにしたものです。 |
リスニングへの知見 |
日本人のリスニングでも音素に基づく語彙候補の選択を行う可能性がある点がポイントです。 |